NTT西 4年ぶり白星 大江が新人1勝一番乗り「何も考えず投げた」

2019年07月20日 05:30

野球

NTT西 4年ぶり白星 大江が新人1勝一番乗り「何も考えず投げた」
NTT西日本の先発・大江 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【第90回都市対抗野球大会第7日   NTT西日本4―2JR九州 ( 2019年7月19日    東京D )】 NTT西日本・大江が今大会ルーキー初白星を挙げた。6回1死二塁、4番・山田を144キロ直球で見逃し三振に斬ると、救援陣にバトンを託した。
 「応援を聞く余裕はなかったけど、自分の野球人生で一番観客が多かった。何も考えず投げたのが良かった」

 5回2/3を2安打2失点。大役を果たした。京都・塔南から花園大で腕を磨いた。「練習環境に恵まれない分、体幹トレーニングや走り込みばかりしていた」。球速は10キロアップで、最高150キロとなった。2年に全日本大学選手権に出場したが「プロ志望だけど正直厳しい」と悩んだ。そんな時にオープン戦で好投し、声が掛かった。NTT西日本にとっては4年ぶりの白星。「あと4勝したい」。大原周作監督は初制覇した65年以来の頂点も見据えていた。

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