西武・中村 1点差に詰め寄る29号ソロも…辻監督「惜しかった」

2019年09月12日 23:23

野球

西武・中村 1点差に詰め寄る29号ソロも…辻監督「惜しかった」
<西・ソ25>9回1死、ソロ本塁打を放つ中村(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武2―3ソフトバンク ( 2019年9月12日    メットライフD )】 西武は1点差で敗れてソフトバンクのマジック点灯を許したが、最後まで粘りを見せた。
 2点を追う9回1死で、中村が守護神・森から左翼に29号ソロ。「なんとか塁に出たいと思って打席に入った」という一発で1点差に迫った。同時に中村は、4年ぶり6度目のシーズン30号にも王手をかけた。

 さらに続く栗山が左前打。2死後には山川が打席に入った。一発なら逆転サヨナラ勝ち。球場のボルテージは一気に高まったが、最後は中飛に終わった。

 「紙一重。しっかり振って芯に当たったけど、こすった」と山川。

 7回までは0―0も、終盤の8、9回は得点の奪い合い。最後まで諦めない姿勢をファンに見せつけ、辻監督も「(最後は)面白くなったろう。(ファンも)帰れなかったんじゃないか。惜しかった。もう一本だった」と振り返った。

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