最速148キロの異色左腕・松田、高校時代はバレー部 名大初のプロ入り目指す「国立の星」
2019年10月12日 08:30
野球
![最速148キロの異色左腕・松田、高校時代はバレー部 名大初のプロ入り目指す「国立の星」](/baseball/news/2019/10/12/jpeg/20191011s00001089528000p_view.jpg)
「今はどんな相手でも9イニング投げられる手応えがあります。自分でストライクを取れるようになって、安定したピッチングができるようになりました」
現在は愛知大学野球3部Bリーグを制し、19日に行われる愛知淑徳大とのプレーオフに向けて調整中。リーグ戦で体重を落としたが、ベストの80キロまで戻した。「そういう変動は織り込み済み。こうなったらこうしようというのがあります」。自ら考えて引き出しを増やしてきたことも、人気アイドルグループ「日向坂46」の渡辺美穂のファンを公言する秀才左腕の武器の一つだ。
指名があっても下位が濃厚だが、「自分ではどうしようもない部分。呼ばれることを信じて、その先を見据えて何をすべきかということを考えてトレーニングしています」と常に一歩先に視線を向ける。それを実行できる力は、プロの世界で生き抜く上でも必ず強みになる。「どんな結果になっても、4年間で積み上げてきたものは間違ってなかったと思います」。名大からプロ入りすれば史上初。「国立大の星」として走りだす瞬間は、すぐそこまで来ている。(北野 将市)
◆松田 亘哲(まつだ・ひろあき)1997年(平9)5月16日生まれ、愛知県岩倉市出身の22歳。小1から岩倉北野球スポーツ少年団で野球を始め、岩倉中時代は小牧JHBC(軟式)に所属。江南ではバレーボール部に所属し県大会出場。名大で硬式野球に初挑戦し、2年秋から主戦。遠投115メートル、50メートル走6秒3。1メートル76、80キロ。左投げ左打ち。
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