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巨人・原監督「パ・リーグになぜ負けるんだ、と」来季は「そういうことを言われることのないように」

2019年11月26日 19:17

野球

巨人・原監督「パ・リーグになぜ負けるんだ、と」来季は「そういうことを言われることのないように」
<NPBアワーズ2019>最優秀監督賞に選ばれ、スピーチする原監督(右)。左はセ・リーグ特別功労賞の阿部(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2019 supported by リポビタンD」が26日、東京都内のホテルで行われ、5年ぶりのリーグ優勝を果たしてセ・リーグ最優秀監督賞に輝いた巨人の原辰徳監督(61)が「打倒パ・リーグ」を強調する場面があった。
 「初めてもらった時のような感動があります。本当にありがとうございます」と受賞スピーチで話し出した原監督。「ややのんびりとしておったところ、昨年の10月よりジャイアンツの指揮を執りなさいということで。本当に長い、長い1年でありました」と3度目の監督就任となったこの1年をまずは振り返った。

 そして「ここにもいじめられた選手がいますし」と会場に集ったライバル球団の主力選手たちを“らしい”言葉で称賛。続いて「そういう素晴らしい選手の球を打ち、あるいは素晴らしい選手を打ち取るんだという中で戦ってまいりました。今年1年は固定観念というものを持たず、選手たちには少々、落ち着きがない…あるいは無理させたこともあったかと思います」と自軍の選手への思いを語った。

 さらに「来季より阿部慎之助2軍監督という強い味方ができます」と今季限りで引退した名捕手の名前を出し「そして1軍では元木ヘッドコーチという中でスタートを切ります。少々、落ち着いた野球を来季はやりたいという風に思います」と抱負。「セ・リーグはこのところ、パ・リーグになぜ負けるんだ、弱いんだ、と。そういうことを言われることのないようにですね、来季は頑張ってまいりたいと思います。どうもありがとうございました」並々ならぬ決意でスピーチを締めくくった。
 

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