ソフトB・工藤監督 野球漬け“全米行脚”出発 V旅行離れメジャー関係者の勉強会参加へ

2019年12月19日 05:30

野球

ソフトB・工藤監督 野球漬け“全米行脚”出発 V旅行離れメジャー関係者の勉強会参加へ
優勝旅行先のハワイから帰国した松田宣(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 球団初の3年連続日本一に輝いたソフトバンクの選手らが18日、優勝旅行先の米ハワイから福岡空港に帰国した。工藤監督はチームを離れ、アリゾナへと向かった。メジャー関係者がトレーニングなどの意見交換を行う勉強会に参加する予定で、ロサンゼルス、サンディエゴ、シアトルの西海岸に加え、ニューヨークなど東海岸も訪問する。
 チームを率いて来季で6年目になるが、オフも休む暇はない。5日に福岡市内で行われた新入団会見後、翌6日には台湾に渡り、アジア・ウインターリーグを視察。その後、優勝旅行で米ハワイを訪れ、日本に帰国することなく米本土へと飛んだ。25日に帰国予定で、20日間で移動距離3万キロの大移動となる。「いろんなところを回って来ます。会ったことがない人ばかり」と指揮官。“米国行脚”で新たな知見を得る。

 工藤監督は48歳まで現役を続け、大学院ではスポーツ医学を学んだ。15年秋季キャンプでは“工藤塾”を開校し、千賀、岩崎、東浜らを強化選手に指定して、その後の飛躍につなげた。11月の宮崎秋季キャンプでも身体の仕組みからトレーニングなどさまざまな講義を行った。「やれることをやりたい」とわずかなオフの時間も学びに費やす。

 野球漬けの“アメリカ横断ツアー”。3年ぶりのリーグ制覇、そして4年連続日本一へ――。工藤監督の向上心はとどまるところを知らない。

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