国士舘・永田監督「粛々と受け止めます」も「甲子園という全国の舞台で戦わせてあげられず残念」

2020年03月11日 19:29

野球

国士舘・永田監督「粛々と受け止めます」も「甲子園という全国の舞台で戦わせてあげられず残念」
国士舘の永田昌弘監督 Photo By スポニチ
 日本高野連は11日、19日から甲子園で予定されていた第92回選抜高校野球大会について大阪市内で臨時運営委員会を開き、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止にすることを決定した。
 2年連続10回目のセンバツ出場が決まっていた国士舘(東京)がコメントを発表。岩渕公一校長は「都大会を勝ち抜きセンバツへの切符を手にした選手らの気持ちを思うと、残念という一言だけでは言いあらわせません。開催できる可能性について心を砕いてぎりぎりまで検討してくださった高野連をはじめ、関係者の皆さまのご配慮に感謝いたします」とし、永田昌弘監督は「現在の社会状況を鑑みた高野連の決定ですので粛々と受け止めます。監督の立場で申し上げるとするならば、選手を甲子園という全国の舞台で戦わせてあげられず残念というのが正直なところです。選手にとっては何ものにも代え難い大会ではあります。しかし、夏の甲子園出場を目標に切り替えていくしかありません。硬式野球部を支えてくださっている方々に本校選手の雄姿をお見せできないのは残念ですが、夏の大会に向け頑張りますので、変わらず熱い声援をお願いいたします」とした。

 高野連が無観客での開催を目指すことが示された4日には、国士館は16日から開幕前日の18日まで関西の高校と3連戦を組む方向で調整するなど、大会開催時への準備を進めていた。

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