ブルージェイズ 今季本拠地での公式戦断念 カナダ入国制限の影響

2020年07月20日 02:30

野球

ブルージェイズ 今季本拠地での公式戦断念 カナダ入国制限の影響
ブルージェイズ・山口(AP) Photo By AP
 山口が所属するブルージェイズが18日(日本時間19日)、本拠地トロントでの今季の公式戦開催を断念したと発表した。本拠があるカナダでは新型コロナウイルス対策で入国を制限している。同国政府は特例措置としてロジャーズ・センターでのキャンプは許可したが、選手らがカナダと米国を往来することを懸念し、シーズン開催は認めなかった。
 マーク・シャパイロ球団社長は「ファンと関係者全員の安全が最優先。カナダ政府の決定を完全に尊重する」とコメント。代替地は未定で、候補にはキャンプ地のフロリダ州ダンイーデン、傘下のマイナーチームが本拠地とするニューヨーク州バファローなどが挙がっている。感染リスクが減れば、プレーオフの開催が許可される可能性はあるという。

 ブ軍の開幕は24日(同25日)の敵地でのレイズ戦だが、ナショナルズとのホーム開幕戦も29日(同30日)と時間は少ない。ロングリリーフでの起用が見込まれる山口に、メジャー1年目から大きな試練が立ちはだかった。

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