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一条―郡山で“友情給水”「チーム全体でやっていること…当たり前です」

2020年07月22日 14:15

野球

一条―郡山で“友情給水”「チーム全体でやっていること…当たり前です」
<郡山・一条>8回、郡山・足を痙らせた大隈が一塁に歩くと、審判団が給水タイムを取り、ベンチに選手を引き揚げさせる(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【令和2年度奈良県高等学校夏季野球大会 2回戦   一条10―8郡山 ( 2020年7月22日    佐藤薬品スタジアム )】 昨夏の甲子園準々決勝・星稜―仙台育英で、星稜の投手・荻原が足をつりそうになり、仙台育英の小濃がドリンクを手渡した“友情給水”の名場面が“再現”された。
 郡山と一条の試合は打ち合いの熱戦となり、6―5と一条1点リードの8回に郡山の1番打者・大隈智哉(3年)が打席で足をつった。すると一条ベンチから背番号17の田窪直哉(2年)が経口補水液を手に大隈の元へ。大隈は何とか四球で出塁し代走が送られたが、郡山はこの回土井の3ランで一時は8―6と逆転。9回に一条が4点を奪って再逆転勝利を収めた。

 それでも田窪は「チーム全体でやっていることなので、当たり前です」と一言。コロナ禍の中で、フェアプレー、助け合いの精神が球児に深く浸透していることが証明された。

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