佼成学園 国士舘撃破で46年ぶり頂点へ王手 佐藤決勝ソロ「打った瞬間行った」

2020年08月06日 05:30

野球

佼成学園 国士舘撃破で46年ぶり頂点へ王手 佐藤決勝ソロ「打った瞬間行った」
<国士舘・佼成学園>決勝ソロを放つなど大活躍の佼成学園・佐藤 Photo By スポニチ
 【西東京大会準決勝   佼成学園4―3国士舘 ( 2020年8月5日    八王子 )】 佼成学園が甲子園交流試合に出場する国士舘に競り勝ち、8年ぶりの決勝に駒を進めた。3―3の9回に佐藤凜(3年)が決勝ソロ。チェンジアップを左翼席へ放り込み「直球を狙っていたけど、体が止まってくれた。打った瞬間行ったと思った」と振り返った。
 帽子のつばにも書いた、チームのモットー「繋(つな)ぐ」を体現した。コロナ禍で自粛した3カ月間は自宅で毎日素振りを300回。逆方向に打つコンパクトスイングが染みついた。だからこそ直球待ちでも変化球に反応でき「少しパワーがついた。その結果が出て良かった」と胸を張った。準々決勝でサヨナラ勝ちした日大三に続き、再び強豪を撃破。46年ぶりの頂点へ王手をかけ「決勝も自分が打って優勝したい」と意気込んだ。 (岡村 幸治)

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