田沢争奪戦の背景 少ない即戦力腕、コロナ禍で選手の評価が難しい現状

2020年09月08日 05:30

野球

田沢争奪戦の背景 少ない即戦力腕、コロナ禍で選手の評価が難しい現状
BCリーグ埼玉・田沢 Photo By スポニチ
 プロ野球は7日、ドラフト指名を拒否し海外球団入りした選手のNPB入団を制限する、通称「田沢ルール」の撤廃を決めた。7月にBC埼玉入りした田沢純一投手(34)の10月26日ドラフト会議での指名が可能となり、争奪戦は必至だ。
 今秋のドラフト戦線はコロナ禍の影響でアマチュア公式戦の中止が相次ぎ、選手の評価が難しい現状がある。

 即戦力投手の1位候補も例年に比べて少なく、現時点で競合の可能性が高いのは早大の左腕・早川隆久とトヨタ自動車の右腕・栗林良吏ぐらい。このほか、伊藤大海(苫小牧駒大)、森博人(日体大)、木沢尚文(慶大)、入江大生(明大)、大江克哉(NTT西日本)らが候補に挙がる。田沢は34歳の年齢はネックとなるが、即戦力の救援投手を必要とする球団には魅力的な存在となる。

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