中日10安打も2点だけ…与田監督 6戦連続3点以下の打線に「チャンスがどうしても2死から…」

2020年09月16日 21:48

野球

中日10安打も2点だけ…与田監督 6戦連続3点以下の打線に「チャンスがどうしても2死から…」
<広・中>選手交代を告げベンチに戻る与田監督 (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日2―9広島 ( 2020年9月16日    マツダ )】 中日は投打揃って振るわず、広島に敗戦。
 打線は2桁10安打を放ちながら2点にとどまり、6試合連続3点以下と得点力不足が顕著となっている。

 この日も初回2死一、二塁からビシエドの右中間への打球で一塁走者のアルモンテが本塁に突入もタッチアウト。流れをつかみ損ねると、4回2死一、二塁では加藤が一邪飛。5回2死一、二塁ではビシエドが二飛と、お馴染みとなっている「あと1本」が出なかった。

 与田監督は得点力不足に悩む現状を「欲を言えば、先頭打者が出るというか、チャンスがどうしても2死からというところが多かった。長打もビシエドの1本。そこが点を取るのには厳しかった」と分析した。

 投手陣も先発・岡野が2被弾などで4失点。指揮官は「甘いところを打たれたのか、うまく打たれたのか、どちらにせよ打たれてしまったのは事実。その結果しかない」と手厳しかった。

 2点差に詰め寄った直後の6回には2番手・ゴンサレスが1死満塁のピンチを招き、あとを継いだ藤嶋が長野に2点打を食らった。与田監督は救援左腕について「やっぱり打たれるときというのは、コントロールの乱れというのがどうしても出てしまう。コントロールのバラツキを感じた」と指摘した。

 ビジターではこれで15勝25敗1分けの借金10。ホームでは18勝14敗4分けと勝ち越しているだけに“敵地アレルギー”の対策は急務だ。

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