今季初の観客動員試合でブレーブスが先勝 9回に2発などで4点 1万700人が観戦

2020年10月13日 12:32

野球

今季初の観客動員試合でブレーブスが先勝 9回に2発などで4点 1万700人が観戦
アーリントンでドジャース対ブレーブス戦を観戦したファン(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦   ブレーブス5―1ドジャース ( 2020年10月12日    アーリントン )】 テキサス州アーリントンで始まったナ・リーグ優勝決定シリーズはメジャーで今季初めて観客を動員して開催され、今ポストシーズンで5戦全勝同士だった2チームが激突。第2シードのブレーブス(東地区1位)が5―1で第1シードのドジャース(西地区1位)を下して先勝した。
 ブレーブスは1―1で迎えた9回表、マイナー473試合で86本塁打を放っていた9番のオースティン・ライリー(23)がドジャースの5番手、ブレイク・トライネン(32)から左中間に今ポストシーズンで自身初めての本塁打をたたき込んで勝ち越し。このあとロナルド・アクーニャJR(22)の二塁打と、今季のナ・リーグで本塁打(18本)と打点(56)の二冠に輝いたマーセル・オズーナ(29)の右前タイムリーで3点目を入れ、さらにオジー・アルビーズ(23)が左越えに2ランを放って勝負を決めた。

 ドジャースは先発のウォーカー・ビューラー(26)が初回にブレーブスのフレディー・フリーマン(31)に右越えにソロ本塁打を喫したが、5回に今ポストシーズン初先発となったエンリケ・ヘルナンデス(29)が今季7戦全勝だったブレーブスの左腕マックス・フリード(26)から左越えにソロ本塁打を放って同点。しかし9回に4点を献上してプレーオフ6戦目で初黒星を喫した。

 ブレーブスはプレーオフで過去3回(いずれも地区シリーズ)でドジャースと対戦しているが、1996年が3戦全勝、2013年と18年は1勝3敗で敗退。今季は通算4回目の顔合わせとなっている。

 テキサス州のグレグ・アボット知事(62)は6月、今秋に同州で開催されるカレッジ・フットボールやプロスポーツの試合では収容人数の50%までの観客動員を認めることを表明。カリフォルニア州サンディエゴで開催されているア・リーグ優勝決定シリーズ(レイズ対アストロズ)ではまだ無観客のままだが、大リーグ側はこの日、新設のグローブライフ・フィールド(収容4万300人)で1万1500枚のチケットを販売し、収容能力の27%に相当する1万700人がスタンドに詰めかけた。

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