阪神ドラ8・石井 “先輩”球児からバトンに武者震い「雲の上の存在ですが、並べるように」

2020年11月17日 05:30

野球

阪神ドラ8・石井 “先輩”球児からバトンに武者震い「雲の上の存在ですが、並べるように」
<阪神・石井大智 仮契約> 仮契約交渉を終え笑顔の石井大智(阪神球団提供) Photo By 提供写真
 藤川球児から託されたバトンを受け継ぐ。阪神からドラフト8位で指名された石井大智投手(23=四国IL・高知)が契約金1500万円、年俸550万円(金額はすべて推定)で仮契約。今季限りで現役引退した最強守護神からのエールに、応える覚悟だ。
 「(06年)オールスターでの真っ向勝負というのが魅力的で、雲の上の存在なんですけど、並べるように頑張っていきたいと思います」

 ドラフト当日、藤川はツイッターに「僕ももう少し頑張って バトンタッチだね しかも高知ファイティンドッグスから!!」(原文まま)と投稿。高知から阪神という同じ経歴で、入れ替わりで入団する石井に後を託した。秋田高専2年のとき潮崎(元西武)の映像を見て習得したという、上手投げでは珍しいシンカーの使い手。最速153キロの数字もさることながら「スピードというよりは、空振りを取れるというところが自信を持っているところ」と頼もしい。

 偉大な先輩との“共通点”も見いだしている。「藤川投手は地面と垂直の角度でボールが出ているからあれだけノビのあるボールになると思う。僕も垂直に近いような回転の軸」と高専出身らしく知性的な一面ものぞかせた。特長に磨きをかけ、期待に恥じない活躍を見せる。 (北野 将市)

おすすめテーマ

2020年11月17日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム