オリックスのブルペンデー 目的は開幕相手の西武に“先発見せへんでー” 10人継投で1安打完封勝ち

2021年03月15日 05:30

野球

オリックスのブルペンデー 目的は開幕相手の西武に“先発見せへんでー” 10人継投で1安打完封勝ち
<オープン戦、オ・西>2回表終了後、登板を終え、ベンチで高山投手コーチ(右)とグータッチをかわす能見(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 【オープン戦   オリックス5-0西武 ( 2021年3月14日    京セラドーム )】 オリックスが西武相手に異例の10人継投で1安打零封勝利を演じた。開幕カードで先発を隠すことを目的としたブルペンデー。勝ちパターンでの起用が見込まれるヒギンスが「開幕戦の勝ちに貢献できるように準備したい」と先発し1回を3者凡退。2回以降も各投手が1イニングずつを担い7回の富山まで無安打。8回に登板した金田が山野辺に左中間二塁打を許し継投でのノーヒットノーランは逃したが、9回は中田と山田の2人で抑えた。
 プロ野球記録ではセ・パともに10人が1度ずつあり、日本ハムが74年9月29日の南海戦で記録したのが最後。あくまでオープン戦で、救援陣をふるいにかける意味合いが強かったが、中嶋監督は「(無安打で)だんだん、みんな力が入って、こっちからしたらいい展開になった。火が付いた感じはありました」と狙い以上の収穫にニンマリ。昨季の救援陣防御率はリーグワーストの4・07だっただけに着実にブルペン整備を進めていく。 (湯澤 涼)

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