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球宴はお祭りじゃない!真剣勝負だ! 全セ・原監督が異例のリクエスト、リプレー検証で判定覆る

2021年07月17日 20:06

野球

球宴はお祭りじゃない!真剣勝負だ! 全セ・原監督が異例のリクエスト、リプレー検証で判定覆る
<全パ・全セ>7回、リクエスト判定を要求する原監督(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 【マイナビオールスターゲーム2021第2戦   全セ3―4全パ ( 2021年7月17日    楽天生命パーク )】 全セの先勝で始まった「マイナビオールスターゲーム2021」は17日、楽天生命パークに舞台を移して第2戦が行われ、全セを率いる原辰徳監督(62=巨人)が執念のリクエスト。リプレー検証の結果、判定が覆るシーンがあった。
 全セは1―3で迎えた7回裏の守備で、5番手右腕・山崎(DeNA)が代打・吉田正(オリックス)、杉本(オリックス)に連打され、失策も絡んで無死一、三塁のピンチ。続く栗原(ソフトバンク)の打球は二ゴロとなった。山田(ヤクルト)が捕球してバックホーム。捕手の梅野(阪神)が吉田正の代走に出ていた三走・松田(ソフトバンク)を三本間で挟み、タッチアウト。挟殺プレーの間に一走・杉本は三塁を陥れた。だが、三塁セーフの判定に全セの原監督がベンチを出てリクエストを要求。審判団によるリプレー検証の結果、判定が覆り、杉本はアウトに。一気に2死となり、結局、失点を許さなかった。

 原監督は前日16日の第1戦(メットライフD)では4―4で迎えた9回、無死一、二塁のチャンスに中村(ヤクルト)へ送りバントを指示。中村は見事に絶妙なバントを決め、球宴では30年ぶりとなる犠打となった。球宴といえども、勝利にこだわる原監督。直後の8回には菊池涼(広島)、坂本(巨人)の代打攻勢が当たり、2人の連打に敵失も絡んで1点差とすると、代打・マルテ(阪神)が同点打。3―3と試合を再び振り出しに戻した。

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