大阪桐蔭 9回1点ビハインドから主将の池田が起死回生の同点弾!延長14回に4番花田の決勝打で聖地王手

2021年08月01日 05:30

野球

大阪桐蔭 9回1点ビハインドから主将の池田が起死回生の同点弾!延長14回に4番花田の決勝打で聖地王手
<大阪桐蔭・関大北陽>9回1死、大阪桐蔭・池田は左越えにソロ本塁打を放つ(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【全国高校野球選手権大阪大会準決勝   大阪桐蔭12-10関大北陽 ( 2021年7月31日    シティ信金スタ )】 3年前の誓いは忘れていなかった。1点を追う9回1死、大阪桐蔭の主将・池田陵真が左越えに起死回生の同点弾。ベンチに戻ると西谷浩一監督から右腕を強く引かれた。「抱きしめようと思ったけど、まだ早いかなとやめました」という抱擁未遂でたたえられた。
 「ネクスト(サークル)では焦りがあったんですけど、打席に入ったらなくなった。強振していきました」

 延長戦に持ち込み、14回には「最後、気持ちやぞ!」の言葉を託した4番の花田旭が1死満塁から右前へ決勝の2点打。一挙5得点で勝利を奪い取った。

 18年夏の北大阪大会準決勝の大阪桐蔭―履正社戦。当時中学3年で進学を希望していた池田と花田は同僚になる藤原、石川、山下らと生観戦。劣勢の9回2死から逆転勝ちした先輩の底力に「自分たちもこんなチームをつくっていかないと」と誓い合った。あれから3年。同じ準決勝の舞台で春夏連覇世代に負けない執念を見せた。

 「明日(1日)勝たないと意味がない。いい準備をして臨みたい」。目標は日本一。決勝も通過点でしかない。(北野 将市)

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