二松学舎大付・市原監督 惜敗も9回の粘り称える「気持ちを切らさず、よくつないだ」

2021年08月24日 11:14

野球

二松学舎大付・市原監督 惜敗も9回の粘り称える「気持ちを切らさず、よくつないだ」
<二松学舎大付・京都国際>力投する二松学舎大付先発の秋山(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校野球選手権 3回戦   二松学舎大付4-6京都国際 ( 2021年8月24日    甲子園 )】 第103回全国高校野球選手権大会の第11日は24日、甲子園球場で3回戦が行われ、3年ぶり出場の二松学舎大付(東東京)は初出場の京都国際(京都)に4-6で敗れた。
 
 3点を追う9回に打線が火を噴いた。先頭の4番・関が左前打を放つと、5番・浅野は死球で出塁。1死二、三塁となって7番・桜井が左越えに会心の同点3ラン。試合を振り出しに戻した。しかし、直後の10回、2点を奪われると再度の追い上げはかなわず、悔しい敗戦となった。

 プロ注目の左腕・秋山は5回と6回、ボールが高めに浮き出したところを狙われて3被弾。その後は調子を取り戻したが、10回に力尽きた。西日本短大付に完封勝ちした初戦の再現とはいかなかったものの、10回を8K、6失点。全力を振り絞って172球を投げ抜いた。

 市原勝人監督は「秋山はコースを突いて、辛坊強く投げてくれた」とエースを称える。9回に3点差を追い付いた打線についても、「ランナー2人が出たら何があるか分からないと言っていて、本当に出てくれた。よく気持ちを切らさずに粘ってくれた。よくつないでくれた」と拍手を送った。
 
 これで14年、17年、18年に続いて出場4大会連続の3回戦敗退。悔しさをこらえながら、「次こそベスト8を目指して、またチームづくりを始めていきたい」と語り、甲子園に戻ってくることを誓った。

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