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巨人 今季初のサヨナラ負けで首位陥落 岡本自己最多34号も空砲

2021年09月05日 05:30

野球

巨人 今季初のサヨナラ負けで首位陥落 岡本自己最多34号も空砲
<神・巨>6回1死三塁左越えに逆転2ランをを放つ岡本(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3―4阪神 ( 2021年9月4日    甲子園 )】 巨人は今季初のサヨナラ負けで首位の座を明け渡した。守護神・ビエイラが今季初黒星。3―2の9回無死一塁で、156キロ直球が大山の内寄りに入り、左翼席に逆転の2ラン。チームにとって3年ぶりの逆転サヨナラの被本塁打だった。
 原監督は「こういう時もありますよ。もう少し点を取っておくというところでしょう」とビエイラではなく、打線に矛先を向けた。特に1番で起用する丸には厳しかった。「1番バッターが機能しないと。中心選手の丸がなかなかね。何とか奮起してもらいたい」。2三振を含む5打数無安打。1日のヤクルト戦の5回から15打席安打がない。7回は1死一、二塁から空振り三振。看板選手に対し指揮官の要求は高い。

 6回は岡本和が自己最多となる34号2ランを放ち、一時逆転。左翼席への140メートル特大弾だった。だが打線は7、8回も得点圏に走者を進めながら追加点を奪えず。18年の33本を更新した主砲も「全く何も意識していないし、考えていない」と敗戦に表情はさえなかった。(神田 佑)

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