広島・玉村「情けない。7回を抑えてこそ価値がある」6回まで1失点も7回2ラン被弾で6敗目 

2021年09月09日 05:30

野球

広島・玉村「情けない。7回を抑えてこそ価値がある」6回まで1失点も7回2ラン被弾で6敗目 
<広・中>力投する先発の玉村(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島1-4中日 ( 2021年9月8日    マツダ )】 たった一発に、それまでの好投も吹き飛ばされた。広島・玉村が7回3失点と試合をつくりながら6敗目。「まだまだ力不足。情けない」と敗戦の責任を背負った。
 4回までは1安打無失点と軽快だった。5回に木下拓に同点の適時二塁打を許しながら、6回は1死満塁を無失点で切り抜けて我慢した。しかし、7回1死一塁、代打・福田にカウント2―1から高めに浮いたチェンジアップを左中間席に運ばれる決勝の勝ち越し2ランを被弾。「もうひと踏ん張りしたいと7回に上がったけど失投を打たれてしまった。7回を抑えてこそ価値がある」と悔やんだ。

 後半戦は先発4試合で3度クオリティー・スタート(QS=6回以上、自責点3以下)を達成しながら勝ち星に恵まれない。それでも、佐々岡監督は「もうワンランク上の投手を目指すために(7回を)行かせた。球のばらつきがあったけど、試合の中で修正したのは本当に成長している」と責めなかった。

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