今季で引退のDeNA・中井 古巣・巨人相手に有終ヒット「幸せでした」

2021年10月21日 05:30

野球

今季で引退のDeNA・中井 古巣・巨人相手に有終ヒット「幸せでした」
<D・巨>中井(手前)は巨人ナインと記念撮影する(撮影・島崎 忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   DeNA2ー3巨人 ( 2021年10月20日    横浜 )】 今季限りで現役を引退するDeNA・中井が古巣の巨人戦で最終打席に臨んだ。7回先頭で代打で登場。畠の148キロ直球を右前に運び通算228安打目を記録した。14年間の現役生活に別れを告げ「この2球団でプレーできたことは幸せでした」と涙を浮かべた。
 試合後の引退セレモニーでは宮崎、大和、佐野らに加え、同学年の巨人・小林や自主トレでも師事してきた高橋由伸前巨人監督の惜別メッセージも流された。中井は「人に恵まれ、助けれた14年間でした。これからは僕が誰かを助けられるように」と愛する家族や仲間への感謝を語った。

 ここ数年は代打で勝負強さを発揮してきた31歳が、現役最後の打席も代打で快音を響かせた。三浦監督は「最後まで集中した中井らしい打撃に鳥肌が立った」と賛辞を送った。

 ▼巨人・原監督(中井の巨人入団時の指揮官)彼が18歳の時から見ていますけど非常に逆に横浜球団に感謝しますね。大介はまだまだ若いし、(引退後の)健闘を祈るというところですね。

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