阪神・矢野監督 梅野、大山にポストシーズンでの奮起促す 終盤は出場激減も「奪い取っていくしかない」

2021年11月03日 05:30

野球

阪神・矢野監督 梅野、大山にポストシーズンでの奮起促す 終盤は出場激減も「奪い取っていくしかない」
練習を前にナインを見つめる矢野監督。右手前は梅野(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 阪神の矢野燿大監督(52)が2日、梅野、大山に奮起を促した。両選手ともレギュラーシーズン終盤は出場数が激減。ポストシーズン制覇へ向けて、開幕スタメンにも名を連ねた「主力」の復活に期待を寄せた。
 「(終盤の出場数激減は)悔しくて当たり前でしょう。パワーに変えて、自分自身が成長していけるか。それは本人次第というところもある。(年齢的にもポジションを)与えるというところじゃないと思う。奪い取っていくしかない」

 チームのさらなるレベルアップを狙い、選手間の競争心をあおった。梅野は扇の要としてスタメンマスク125試合など130試合に出場。攻守両面で活躍したが、打率・225が物語るように打撃不振も重なり10月10日を最後にラスト11戦は先発から遠ざかった。大山も93試合で4番に座りながら本領発揮までは至らず、同19日以降の6試合で先発出場2試合にとどまった。

 ともに状態次第ではCSでもベンチスタートの可能性がある。とはいえCS突破、日本一を勝ち取るには必要不可欠な存在で、「悔しさだったり、そういう思いっていうのは、そこにぶつけるしかないと思う」と指揮官。出番は必ずある。矢野阪神と同様、攻守の柱の挑戦も再び始まる。(山本 浩之)

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