大谷翔平“7冠” 「シルバー・スラッガー賞」DH部門で初受賞 イチロー以来日本選手12年ぶり2人目

2021年11月12日 08:00

野球

大谷翔平“7冠” 「シルバー・スラッガー賞」DH部門で初受賞 イチロー以来日本選手12年ぶり2人目
エンゼルスの大谷翔平 Photo By スポニチ
 大リーグ機構は11日(日本時間12日)、打撃のベストナインと言われるシルバー・スラッガー賞を発表。エンゼルスの大谷翔平投手(27)がア・リーグの指名打者部門で初受賞した。日本人選手の選出は2009年のイチロー以来12年ぶり2人目。
 大谷は今季二刀流として158試合に出場し、打率・257、リーグ3位の46本塁打、100打点、26盗塁、両リーグ最多の8三塁打。全30球団の監督とコーチの投票によって選出された。

 これで今オフ「7冠」。ここまで専門誌「ベースボール・アメリカ」の年間最優秀選手、「ベースボール・ダイジェスト」の野手部門最優秀選手、7年ぶりの選出となったコミッショナー特別表彰、老舗スポーツメディア「スポーティング・ニューズ」の年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、選手間投票による年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、ア・リーグ最優秀野手を受賞している。

 投手で9勝2敗、打者ではリーグ3位の46本塁打、100打点、26盗塁と二刀流でフル回転した今シーズン。今後はMVP、エドガー・マルティネス賞(最優秀指名打者)、などを受賞する可能性がある。その他にも全国紙USAトゥデー、CBS、FOXなどのテレビ局など、米国の各メディアが選出するMVPにも輝くことが濃厚。合計受賞数は2桁に達することは確実だ。

 MVPは18日(日本時間19日)に発表される。投打の二刀流として大リーグの歴史に名を刻んだ大谷に大きな期待がかかる。

 ▽シルバー・スラッガー賞 1980年創設。ナ・リーグ、ア・リーグの各リーグからその年のシーズンで最も打撃に優れていた選手を各ポジションごとに1人ずつ選出される。投票は各チームの監督、コーチによって行われる。過去、日本人選手ではイチローが外野手部門で01年、07年、09年と3度受賞している。

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