阪神ドラ2・鈴木 初実戦は二段モーション封印で1回無失点 先頭打者に四球も粘り発揮

2022年02月21日 05:30

野球

阪神ドラ2・鈴木 初実戦は二段モーション封印で1回無失点 先頭打者に四球も粘り発揮
<練習試合 神・中>3番手で登板し1回無失点の投球を見せた鈴木(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【練習試合   阪神3-1中日 ※特別ルール ( 2022年2月20日    沖縄・宜野座 )】 阪神ドラフト2位の鈴木は初実戦を1回無失点で終えた。「この前のシート打撃の時と比べて緊張感もほぐれて落ち着いて投げられた」。同期で快投した桐敷から引き継ぐ形で4回に登場し、先頭の石川昂に四球を与える滑り出し。三塁を守っていた大山から「しっかり腕を振っていけば大丈夫だよ」と声を掛けられ、持ち直した。
 平田に対してはフルカウントまで進み、6球目の外角直球で二ゴロ。木下は初球カーブの後、2球目の速球で左飛に押し込んだ。阿部への4球目が暴投になって2死三塁。再びフルカウントから真ん中付近の直球で中飛に退けた。

 初の実戦形式だった15日のシート打撃では3者連続四球を与えるホロ苦い内容。打開のため「創カーショー」の異名の理由だったメジャー左腕カーショーを参考にした二段モーションを封印した。最速148キロで片りんを示し、「この前より真っすぐの強さはあった。制球面に関してはまだまだ。練習してやっていきたい」と前を向いた。

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