難航するMLB新労使協定 2日連続交渉も大きな進展なし

2022年02月23日 08:57

野球

 難航する新労使協定の機構と選手会の交渉が22日(日本時間23日)、フロリダ州ジュピターで2日連続行われたが大きく前進することはなかった。
 複数の米メディアによると、選手会が修正案を提出。最低年俸は22年の77万5000ドル(約89125万円)から毎年3万ドル(約345万円)ずつ増額し26年には89万5000ドル(約1億293万円)にすることを提案した。その一方で年俸調停を受ける割合を80%から75%に引き下げ、ドラフトの抽選案も下位8球団から7球団へと下げるなど若干の譲歩をした。主要議題であるぜいたく税については話し合われておらず両者は23日(同24日)にロックアウト後初めて3日連続で交渉の場を持つ。

 今月中に新労使協定が妥結しない場合、3月31日(同4月1日)からの開幕が危ぶまれる中、タイムリミットは刻々と近づいている。

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