日本ハム・輝星、球児ばり「火の玉ストレート」で2K零封 「真っすぐが通用するか見たかった」

2022年02月23日 05:30

野球

日本ハム・輝星、球児ばり「火の玉ストレート」で2K零封 「真っすぐが通用するか見たかった」
<日・中>7回に登板して無失点に抑えた吉田(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【2軍練習試合   日本ハム12―2中日 ※特別ルール ( 2022年2月22日    名護 )】 日本ハム・吉田が「火の玉ストレート」で押しまくった。新型コロナウイルス感染で出遅れ、中日との2軍戦で今季初の実戦登板。7回の1イニングを1安打無失点に抑えた。「どれだけ真っすぐが通用するか見たかった」と18球中、実に17球が直球。最速は147キロで、2つの空振り三振を奪い「去年は140キロ前後くらいだった。いい感じでボールに力を伝えられている」とうなずいた。
 10日に評論家として視察に訪れた阪神の元守護神・藤川球児氏から股関節の使い方を教わった。これまでは重心を低くして投げていたが、教わった股関節の使い方で投げると自然と腰の位置が上がり、体を縦回転で使えるようになった。スピンの利いた直球を投げ、「ボールも前よりも凄い指にかんでいる感じがする」と独特の表現で手応えを口にした。

 見守った木田2軍監督も「教わったことをかみ砕いて生かせるようになってきた」と成長を実感。2年間勝ち星がない高卒4年目右腕が、先発ローテーション入りに向けて順調に第一歩を踏み出した。(東尾 洋樹)

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