×

落合博満氏 新庄監督へ「監督だから好きなことやればいい」 就任会見での「優勝目指しません」発言には

2022年03月06日 13:17

野球

落合博満氏 新庄監督へ「監督だから好きなことやればいい」 就任会見での「優勝目指しません」発言には
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に三冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)とDeNA初代監督の中畑清氏(68、スポニチ本紙評論家)が、6日に行われた日本ハム―巨人(札幌D)のテレビ東京での中継でダブル解説を務めた。
 球界の注目を集める日本ハムの新庄監督について、中畑氏は「私はお客さんは宝物っていう言葉は私の気持ちをパクったかな?というくらいで。監督時代も私は球場満員にしてお客さんと楽しみたいということが理想だった。勝つことよりまずそっちを優先してしまったので。ちょっとかぶってますね」と苦笑しながら、自身の監督時代と重ねていた。当時は4年間で観客動員が165%アップし「思う通りにはなったけど勝つことができなかったので、落合さんとは真逆の監督ですね」と苦笑した。

 落合氏は「監督だから好きなことやればいいんじゃないですか。今までやらなかったことをやろうとしてるわけでしょ。それに関してとやかく言うことはないでしょう。要はシーズン終わっての結果がどうかという評価。それまでの間は、球団側もストップかけない限りはやりたいようにやればいい」と述べた。

 一方で、就任会見の時に優勝を目指さないと発言したことについては「あれは理解できなかったね。勝つためにやるのがプロ野球の世界なので、優勝しなくてもいいっていうのが出てきた時点でクエスチョンマークでしたね」と疑問。今年は戦力を見る一年としたことについても「だったら選手かわいそうよ。選手は勝ちたい、優勝したいためにやってるんだから。給料上げたいっていうふうに一生懸命やっている。それにストップかけるようではモチベーションあがらないのかなって」と述べた。

おすすめテーマ

2022年03月06日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム