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過去にも判定が覆ったケースがあった 2019年夏の甲子園の明石商―宇部鴻城の延長10回裏

2022年03月21日 05:30

野球

過去にも判定が覆ったケースがあった 2019年夏の甲子園の明石商―宇部鴻城の延長10回裏
<広陵・敦賀気比>4回無死一塁、広陵・大山が一塁線にバントした打球の判定の誤りを認め場内に説明する尾碕球審(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【第94回選抜高校野球大会第2日第1試合・1回戦   広陵9―0敦賀気比 ( 2022年3月20日    甲子園 )】 広陵-敦賀気比の一戦で判定ミスからジャッジが変更となったが、19年夏の甲子園3回戦の明石商―宇部鴻城戦でも、判定が覆ったケースがあった。
 2―2の延長10回裏、明石商の攻撃。無死一塁、投前の送りバントで宇部鴻城・池村が二塁封殺を試み、アウトが宣告された後、遊撃手のグラブからボールがこぼれたことで審判員が協議した。セーフに覆った後、1死満塁からのスクイズで明石商がサヨナラ勝ちした。

 当時の球審を務めた戸塚俊美氏(現・明大野球部助監督)は「私の位置からは落球は見えなかった」と振り返る。ただ、ネット裏で試合を見ている幹事審判から「二塁上で落球しているようにも見える」と連絡があったため、審判団を集めたという。「一塁塁審から“間違いなく落球しているのが見えました”との報告があり、二塁セーフで試合を再開しました」と語った。

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