敦賀気比、悪夢の零封負け 指揮官も脱帽「相手が1枚も2枚も上だった」

2022年03月21日 05:30

野球

敦賀気比、悪夢の零封負け 指揮官も脱帽「相手が1枚も2枚も上だった」
<広陵・敦賀気比>敗退に肩を落とす敦賀気比・上加世田(右)(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【第94回選抜高校野球大会第2日第1試合・1回戦   敦賀気比0ー9広陵 ( 2022年3月20日    甲子園 )】 昨秋の北信越大会王者として臨んだ敦賀気比は、広陵に攻守で圧倒されて10年春の準々決勝(0―10日大三)以来となる零敗を喫した。得点圏に走者を進めたのは4回のわずか一度。3安打は選抜でのチーム最少タイだった。
 投げては自身3季連続出場で昨春も登板経験のある上加世田頼希(うえかせだ・らいき)が8回途中で14安打を浴び8失点。主将と4番も務める大黒柱は「自分が抑えないと、という思いがあって力んだ」と肩を落とした。

 東哲平監督は「相手が1枚も2枚も上だった。浮足立って甲子園の雰囲気にのまれていた」と振り返り、上加世田については「(エースで4番かは)これからはわからない。しっかりと競争してもらいたい」と奮起を促した。

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