「キアヌ似」阪神・ウィルカーソン、大学時代の困難を乗り越え来日初勝利

2022年04月16日 17:10

野球

「キアヌ似」阪神・ウィルカーソン、大学時代の困難を乗り越え来日初勝利
<神・巨>4回無死二塁、大山の適時二塁打に手を叩くウィルカーソン (撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神2-1巨人 ( 2022年4月16日    甲子園 )】 阪神のアーロン・ウィルカーソン投手(32)が巨人戦に来日初登板初先発し、初勝利を挙げた。新型コロナウイルスの水際対策でキャンプに参加できなかったが、2軍で3度登板して調整し、チームに今季初連勝をもたらした。
 右腕は、1989年5月24日生まれ、米国テキサス州出身。カンバーランド大で右ひじを手術(トミー・ジョン手術)をしたこともあってドラフト指名されず、独立リーグを経て14年にレッドソックスとマイナー契約。16年にブルワーズへ移籍し17年9月にメジャーデビュー。メジャー通算14試合1勝1敗、防御率6・88。昨季はドジャース3Aでプレー。1メートル91、95キロ。右投右打。

 3月10日の来日会見では、日本へ溶け込もうとする強い姿勢を印象付けた。

 【入団会見再録】

 ──阪神行きを決断した理由は?

 「日本でプレーしたいという思いはここ何年かずっとあった。米国でのキャリアが自分の思うようにいかなかった部分もあるので」

 ──日本、関西の印象は?

 「野球以外でも日本の文化、日本という国そのものを楽しみたい。食べものも非常に美味しいと聞いている。何か分からなくても挑戦したい。タコを食べられると聞いている。タコにはちょっと怖さがあるけど。納豆を1度試したけど、うーん、っていう感じ」

 ──セールスポイントは?

 「それほど速い球速のタイプではない。打者の考えやスイングを読みながら、投球を組み立てていく投手だと思っている。そこが自分の強み。球種はストレート、カーブ、チェンジアップ、スライダー。基本的にはその4種類」

 ──大学卒業後は苦労する時期もあった

 「大学の時にトミー・ジョンの手術をした。そこで野球を続けるかどうかも考えた。リハビリも乗り越えられて現在に至る」

 ──似てると言われていた俳優は?

 「キアヌ・リーブス、ブラッドリー・クーパーかな」

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