メッツがカノを解雇 今季打率・195と低迷 58・6億円の支払い義務を残しての人事

2022年05月09日 11:36

野球

メッツがカノを解雇 今季打率・195と低迷 58・6億円の支払い義務を残しての人事
メッツを解雇されたカノ二塁手(AP) Photo By AP
 ナ・リーグ東地区で首位に立っているメッツは8日、フィリーズとのダブルヘッダーの開始前に、2018年12月にトレードで獲得していたロビンソン・カノ二塁手(39)を解雇した。
 カノは2019年に107試合に出場して打率・256、13本塁打をマークしたが、昨年は薬物規定違反で出場停止。今季は12試合に出場したが41打数8安打で打率・195と低迷していた。

 カノは2013年にマリナーズと10年、2億4000万ドル(約314億4000万円)で契約。このうち3574万1935ドル(約35億7000万円)を出場停止処分で失っているが、メッツ側は残っている4470万3297ドル(約58億6000万円)の支払い義務がある。

 ドミニカ共和国出身のカノは2005年にヤンキースでメジャーに昇格。2009年にはワールドシリーズ優勝に貢献し、球宴には8回選出されていた。メジャー17シーズンでは計2246試合に出場して打率・302、335本塁打を記録。メッツからの解雇を受けて他球団は最低年俸の70万ドル(約9200万円)でカノとの契約が可能になっている。

 なおこの日のダブルヘッダーでメッツはフィリーズに1勝1敗。今季の成績は20勝10敗となった。

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