中日・片岡2軍監督、根尾登板の意図「何かいいきっかけにしてくれたら」今後も「可能性を探っていきたい」

2022年05月09日 12:37

野球

中日・片岡2軍監督、根尾登板の意図「何かいいきっかけにしてくれたら」今後も「可能性を探っていきたい」
8日のウエスタン阪神戦に登板しロジンを吹き払う根尾(撮影・平嶋 理子)  Photo By スポニチ
 中日の片岡篤史2軍監督が8日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、同日のウエスタン・リーグ阪神戦(甲子園)でプロ初登板した根尾昂について語った。
 根尾は「2番・遊撃」で出場し、10―4の9回に5番手として登板。1死から3連打で1点を失ったが、江越を149キロ直球で空振り三振に仕留め、2死を奪ったところで再び遊撃に戻った。

 片岡2軍監督は「どこか痛いとか気になるところがあれば、もちろんやらさないんですけど。根尾に限らず、ファームにいる選手というのは才能と可能性、そういうところを見つけてあげる、探してあげるのが私たちの仕事」と説明。その上で「甲子園のマウンドで投げることによってピッチャーから見たバッターのタイミング、いろんなことを思い出して、何かいいきっかけにしてくれたらいいなと思う」と続けた。

 今後の二刀流については「ピッチャーからショート、またショートからピッチャーなんていうふうなことができるようなことになれば、非常に戦力になる」とし、「彼の才能、可能性をどうやって伸ばしていくか。もちろん、ショートが基本ですが、こういうことをしながら根尾の可能性を探っていきたい」と話した。

 8日、2軍から報告を受けた1軍の立浪監督は「気分転換で投げさせたと思う。あくまでも今はショートをメインでやらせている」と話していた。

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