ブルージェイズ・菊池 今季初花巻東対決で粘投「幸せ」エンゼルス・大谷斬り

2022年05月30日 02:30

野球

ブルージェイズ・菊池 今季初花巻東対決で粘投「幸せ」エンゼルス・大谷斬り
<エンゼルス・ブルージェイズ>ブルージェイズ先発の菊池(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   ブルージェイズ6―5エンゼルス ( 2022年5月28日    アナハイム )】 今季初の花巻東対決はブルージェイズ・菊池に軍配が上がった。勝敗は付かなかったが5回2失点と粘投。過去5試合で打率・333、2本塁打と相性が悪かった3学年後輩のエンゼルス・大谷を3打数無安打に封じた。「僕は投げるのに必死」と苦笑いしつつ「こういう舞台で毎年、対戦できるのは幸せなこと」と息をついた。
 「スライダー中心にカウントを整えて最後真っすぐというプランだった」。3打席全て2球で2ストライクに追い込み、初回は遊ゴロ、3回は空振り三振。5回は95・7マイル(約154キロ)の直球の球威が勝ち、フェンス手前の中飛に仕留めた。

 全87球中、直球は54球(約62%)。昨年までエ軍戦は1勝4敗、防御率10・92と苦手にしていただけに「今シーズン、素晴らしい成績を残している打線にストレートで押していけた」と手応えを口にした。(笹田幸嗣通信員)

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