楽天・則本の弟・佳樹 兄の通算100勝を祝福「凄い数字。ずっと応援してます」

2022年06月13日 05:30

野球

楽天・則本の弟・佳樹 兄の通算100勝を祝福「凄い数字。ずっと応援してます」
兄・則本(左)と弟・佳樹 Photo By スポニチ
 【交流戦   楽天9―2巨人 ( 2022年6月12日    楽天生命 )】 楽天の則本昂大投手(31)が12日の巨人戦で7回6安打2失点の力投を見せ、史上141人目のNPB通算100勝(77敗)を達成した。
 楽天を昨季限りで戦力外となり、今年から古巣でもあるクラブチームの山岸ロジスターズ(静岡県)に復帰した弟・佳樹(28)がスポニチ本紙を通じて兄の偉業を祝福。「100勝は凄い数字。最近、連絡はしてないけど、結果は見ているし、ずっと応援してます」とコメントした。

 楽天時代は支配下契約を勝ち取り、ともに1軍でプレーするという夢は実現できなかったが、立場が変わっても大きな目標であり、自慢の兄であることは変わりがない。「兄に学費を出してもらって大学にも行けたし、今も野球ができるのは兄のおかげ。僕はやれることを全力でやります」と改めて感謝する。

 21年1月、兄と初めて合同自主トレで汗を流した。「状態は一番良かった。でもプロで生き残るには目立った能力はなかった」。ただ、磨いた制球力は今も生きている。今の目標はチームを初の全日本クラブ野球選手権(8月末)へ導くこと。「まず東海地区の予選(6月25、26日)を勝たないと」と中継ぎでのフル回転を誓った。

 ◇則本 佳樹(のりもと・よしき)1994年(平6)5月14日生まれ、滋賀県出身の28歳。北大津、近大、山岸ロジスターズを経て18年育成ドラフト2位で楽天に入団。ファーム通算成績は14試合で0勝1敗0セーブ、防御率3.93。支配下登録はかなわず昨季限りで退団し、山岸ロジスターズに復帰。1メートル74、79キロ。右投げ左打ち。

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