昨年10月に阪神・北條が鳴らした電話の相手…高校の大先輩は言った「ここが踏ん張りどころやからな」

2022年07月07日 12:00

野球

昨年10月に阪神・北條が鳴らした電話の相手…高校の大先輩は言った「ここが踏ん張りどころやからな」
<神・広>ヒーローインタビュー後にリリーフカーに乗りこむ北條(代表撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神3―2広島 ( 2022年7月6日    甲子園 )】 【記者フリートーク】短くても、心を奮い立たせるには十分な言葉だった。昨年10月に左肩の手術を終えた北條は、ある人物の電話を鳴らした。
 光星学院(現八戸学院光星)の6年先輩で、21年にプロ入り初めて合同自主トレを行った巨人・坂本。リハビリに入るため、年明けに予定していた2年連続での弟子入りの断念を告げるためだった。

 スマホ越しでも落胆が伝わったのか坂本は言った。「早く治せよ!ケガして…ここが踏ん張りどころやからな」。長く険しいリハビリを前に、背中を押された気がした。

 初めての合同トレでは「シンプルに技術を磨け」と助言されるなど貴重な修業の場になった。12日から予定される巨人との3連戦。“師匠”の前で快音を響かせることが激励へのアンサーになる。(阪神担当・遠藤 礼)

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