“淡路の鉄砲肩”津名・佐藤希興は初戦敗退 高校野球兵庫大会

2022年07月09日 17:54

野球

“淡路の鉄砲肩”津名・佐藤希興は初戦敗退 高校野球兵庫大会
佐藤 希興 捕手 Photo By スポニチ
 【第104回全国高校野球選手権兵庫大会2回戦   西脇5―3津名 ( 2022年7月9日    尼崎ベイコム )】 二塁送球最速タイム1秒86を誇る“淡路の鉄砲肩”津名・佐藤希興は「4番捕手」で出場し4打数1安打。初戦で姿を消した。
 1点を先制した初回1死一塁で右前打を放ち好機を演出したが、安打はこの1本のみ。唯一、好機で回ってきた1―2の3回1死二塁では遊ゴロに倒れた。1本出ていれば同点に追いつけただけに「素直に悔しいです」と唇をかんだ。

 実は手負いの状態だった。1週間前に体育の授業で右手人差し指を骨折し痛み止めを飲んで出場。「影響はなかった」と気丈に話したが、万全ではなかった。

 昨秋の播淡地区大会2回戦では、昨春選抜に出場した東播磨の4盗塁企図を全て刺し、プロからも注目を集めた逸材は進学予定。「チームの要、主役としてリードできる選手になりたい」と将来像を描いた。

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