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大谷翔平 6試合連続2桁奪三振!6回11K、2失点も援護なく6敗目 104年ぶり偉業は持ち越し

2022年07月29日 11:31

野球

大谷翔平 6試合連続2桁奪三振!6回11K、2失点も援護なく6敗目 104年ぶり偉業は持ち越し
<エンゼルス・レンジャーズ>初回無死満塁のピンチをしのぎ、雄叫びをあげる大谷(撮影・大森  寛明) Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルス0―2レンジャーズ ( 2022年7月28日    アナハイム )】 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は28日(日本時間29日)、本拠地エンゼルスタジアムでのレンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で今季17度目の投打同時出場。6試合連続2桁奪三振となる11三振を奪い、6回98球を投げて2失点と粘りの投球を見せたが、打線の援護なく、1918年のベーブ・ルース以来104年ぶりとなる同一シーズン「2桁本塁打&2桁」の偉業は持ち越しとなった。打っては4打数無安打だった。エ軍は0―2で敗れて、40日ぶりの3連勝はならなかった。
 チームの40日ぶりの3連勝をかけてマウンドに上がった初回は、セミエン、シーガー、ハイムに3連打されて無死満塁としたが、ロー、ガルシア、タベラスを3者連続空振り三振に仕留めた。2回は2三振を奪い3者凡退、3回は1死からシーガーに右前打されたが、ここまで6打数6安打7打点と打ち込まれていたハイムを一ゴロ併殺打に打ち取った。4回は先頭にローに甘く入ったスライダーを右中間にソロ本塁打されて先制点を許したが、続くガルシア、タベラス、カルフーンを3者連続三振に仕留めた。5回は2死一塁からはシーガーに右中間適時二塁打されて2失点となり、続くハイムからは空振り三振を奪った。6回は先頭のローに左翼線三塁打されたが、ガルシア、ダベラスから三振を奪い、カルフーンを右飛に打ち取り、この回で降板した。同一シーズンの6試合連続2桁奪三振は球団単独2位。球団記録は1977年のノーラン・ライアンの7。メジャー記録は2019年のゲリット・コール(当時アストロズ、現ヤンキース)の9。

 打っては、初回の第1打席はレ軍の先発右腕ハワードの前に一ゴロ、3回1死二塁の第2打席はニゴロ。左腕バークと対戦した6回無死の第3打席は中飛、右腕ブッシュと対戦した8回2死の第4打席は右飛だった。

 前回登板の22日(同23日)のブレーブス戦では「1番・投手兼DH」で先発。6回1/3を投げ、5試合連続2桁三振となる11三振を奪ったが、2本塁打を被弾するなど6安打6失点で5敗目を喫した。打っては3打数無安打1死球だった。

 これで通算成績は、投手は17試合で9勝6敗、防御率2・81、打者は96試合で358打数91安打、打率・254、21本塁打、59打点、11盗塁となった。

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