世界で戦う友の存在 阪神・藤浪もくぎ付けになった“空手界のプリンス”拳の激闘

2022年08月28日 07:30

野球

世界で戦う友の存在 阪神・藤浪もくぎ付けになった“空手界のプリンス”拳の激闘
<中・神>中日に勝利し勝ち星を挙げた藤浪(中)は、ロハスに先頭に立つように促される(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神5―1中日 ( 2022年8月27日    バンテリンD )】 【記者フリートーク】他競技でトップを極めようとする「友」の存在も藤浪の心を奮わせる。20日の巨人戦で挙げた433日ぶりの白星を喜んだのが“空手界のプリンス”と呼ばれ東京五輪にも出場した西村拳。試合後、自身のインスタグラムに右腕の写真とともに「今季初勝利おめでとうございます」と投稿し、祝福した。
 数年前に知人を介して会食し意気投合。「晋ちゃん」「拳」と呼び合い、コロナ禍前のオフにはシーバス釣りも楽しむ仲になった。東京五輪の時は、逆の立場で藤浪がテレビの前で応援。激しい攻防にくぎ付けとなった。

 「自分のことのように緊張しましたね。年(西村が1歳下)は違いますが、身近に世界で闘っている存在がいるのは刺激をもらえる」。アスリート同士の絆も、マウンドで腕を振る背番号19の力になっている。(阪神担当・遠藤 礼)

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