東洋大が接戦落とす 高橋前監督へ弔い勝利ならずも小口主将「明日はやり返す気持ち」 東都大学野球2部

2022年09月13日 19:30

野球

東洋大が接戦落とす 高橋前監督へ弔い勝利ならずも小口主将「明日はやり返す気持ち」 東都大学野球2部
立正大戦に先発した東洋大・細野。ユニホームの左肩には7日に死去した高橋昭雄前監督への弔意を表す喪章を着けた Photo By スポニチ
 【東都大学野球2部秋季リーグ   大田スタジアム ( 2022年9月13日    立正大2―1東洋大 )】 46年間指揮を執った高橋昭雄前監督が7日に敗血症のため74歳で死去してから初のリーグ戦で、弔いの勝利はならなかった。
 選手、監督らは弔意を示す喪章を左肩に着用した。高橋氏の死去後に、杉本泰彦監督が選手一人一人のユニホームにこの喪章を縫い付けて、この日に臨んだ。来秋ドラフト候補の左腕・細野が8四死球を与えながら粘投したが、1―1の8回に押し出し四球を与え、8回2失点。打線も相手投手陣の前に2安打1得点に抑え込まれた。杉本泰彦監督は「高橋監督が亡くなられて最初の試合の重要性はもちろんだが、勝ち点制なので。その中での1敗と捉えて、また明日を迎えたいと思います」と振り返った。

 主将の小口仁太郎内野手(4年)は「まだ勝ち点を落としたわけではないので。今日やられたので明日は絶対やり返すという気持ちです」と静かに闘志を燃やした。

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