報徳学園、16年ぶりVならず 来秋ドラフト候補の堀柊那は4打数無安打「全員で攻略できなかった」

2022年11月05日 17:47

野球

報徳学園、16年ぶりVならず 来秋ドラフト候補の堀柊那は4打数無安打「全員で攻略できなかった」
<大阪桐蔭・報徳学園>9回、報徳学園・岩本(右)が本塁をつくもタッチアウト(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【秋季高校野球近畿大会決勝   報徳学園0─1大阪桐蔭 ( 2022年11月5日    紀三井寺 )】 報徳学園(兵庫1位)は3投手継投で最少失点に抑えるも、大阪桐蔭(大阪1位)に競り負け、16年ぶりの近畿大会制覇にはあと一歩届かなかった。
 準決勝まで3試合連続2桁安打を記録していた強力打線は、大阪桐蔭・前田悠伍投手(2年)の前に3安打と封じ込まれた。1点劣勢の9回は2死一塁から4番・石野蓮授外野手(2年)の三ゴロを三塁手が悪送球。逸れた球がファウルゾーンを転々とする間に、一塁走者が本塁を狙ったが、カバーした一塁手の好返球に阻まれ、同点に追いつくことができなかった。

 「3番・捕手」で出場し、4打数無安打に倒れた主将の堀柊那捕手(2年)は「前田君はすごくいいピッチャーと事前に聞いていたけれど、全員で攻略できなかったことが一番悔しいです」と振り返った。それでも今大会は4試合で17打数10安打、打点3、打率・588、3盗塁と存在感を示した。

 大角健二監督は「県大会で滝川第二に勝ってからチームは一気に勢いがついて、試合を重ねるごとに強くなった。近畿大会に入ってからは履正社、智弁和歌山といったパワーのあるチームに勝てたことは自信になった」と手応えを口にした。

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