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阪神・湯浅 侍初登板で「アツき1勝」 同学年の巨人・大勢と親交「ボールの感覚とか聞いたり」

2022年11月07日 05:00

野球

阪神・湯浅 侍初登板で「アツき1勝」 同学年の巨人・大勢と親交「ボールの感覚とか聞いたり」
<巨・侍>侍ジャパン3番手の湯浅(撮影・光山 貴大)  Photo By スポニチ
 【侍ジャパンシリーズ2022   日本代表8―4巨人 ( 2022年11月6日    東京D )】 阪神・湯浅が「アツき1勝」を手にした。2点を追う7回で侍ジャパン初登板を迎え、打者3人でしっかり抑えた。京己と書いて「あつき」と読む23歳の守護神候補は虎党にはおなじみとなった決めゼリフを侍ジャパンでも連発して、喜びを表した。
 「久しぶりの試合で緊張しましたけど、アツアツなピッチングができたんじゃないかと思います。(勝利投手も)アツアツです」

 10月10日のDeNAとのCSファーストS第3戦以来の実戦マウンド。抜群の球威で“制アツ”した。先頭の保科は最速150キロ直球で追い込み、136キロフォークで二ゴロと蹴散らした。続く北村は阪神・岡田監督も推奨する外角高め149キロ直球で空振り三振に料理。最後は増田陸を136キロフォークで三ゴロに仕留め、わずか10球で役割を果たした。

 直後の8回に打線の“手アツい”援護に恵まれ勝ち星もゲット。阪神投手では13年2月23日のWBC壮行試合オーストラリア戦での能見以来9年ぶりの「侍勝利」となった。

 代表で“アツい”友情も育む。同学年の巨人・大勢と親交を深め、「ロジンの感覚、ボールの感覚とかいろいろ聞いたりして」マウンドへ。ライバルの存在がさらなる進化への原動力。「残りの試合も自分の力を出して、負けないように頑張りたい」。来春のメンバー入りを目指し、腕を振る。

 【データ】侍ジャパンの湯浅(神)が1回無失点で勝利投手。侍ジャパンが常設された12年以降、強化試合や壮行試合を含めて阪神の投手が勝利投手となるのは、13年2月23日の壮行試合・オーストラリア戦の能見以来2人目。

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