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巨人戦力外の元ドラ1・桜井「戦力外受け2日くらい寝込んで苦しい日々だった…」トライアウト「100点」

2022年11月08日 12:43

野球

巨人戦力外の元ドラ1・桜井「戦力外受け2日くらい寝込んで苦しい日々だった…」トライアウト「100点」
<12球団合同トライアウト>登板する元巨人・桜井(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウトが8日、開催され、巨人から戦力外となった桜井俊貴投手(29)が参加した。
 打者3人の対戦で渡辺勝(中日)相手に持ち前の直球をテンポよく投げ込み二遊間のゴロに打ち取ったが、結果は内野安打に。2人目の中神(広島)には四球、続く吉持(楽天)は一飛という内容。切れのある直球は健在で最速148キロだった。

 投球後は「戦力外受けて、2日くらい寝込んで苦しい日々だったんですけど、この時を無事に迎えられたことをうれしく思います」と戦力外通告後の偽らざる心境を吐露。しかし「楽しむことだけ考えて腕を振って投げました。練習してきた感じが出せたと思います。制球力っていうところはもう少しできたかなと思いますけど、持ち味である腕の振りの強さとかは出せたので悔いはない。100点で、悔いなくできました」と晴れやかな表情で振り返っていた。

 桜井は立命館大から2015年ドラフト1位で巨人入りし、今季がプロ7年目。6月28日の中日戦(山形)では2番手として5回途中に登板して打者1人を三振に打ち取り、その裏に丸の勝ち越し2ランが飛び出してわずか6球で今季初勝利をマークした。

 今季成績はすべてリリーフで8試合に登板して2勝0敗、防御率14・04。7年間の通算成績は110試合(うち先発26試合)に登板して13勝12敗10ホールド0セーブ、防御率5・18だった。

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