阪神・岡田監督の戦略か!? 東京DでのOP戦13年ぶり復活 「10・8」以来の敵地は“アレ”のため?

2022年12月16日 07:00

野球

阪神・岡田監督の戦略か!? 東京DでのOP戦13年ぶり復活 「10・8」以来の敵地は“アレ”のため?
2008年10月8日、東京ドームでの巨人戦でリードを許しベンチで表情を曇らせる岡田監督(右) Photo By スポニチ
 セ、パ両リーグは15日、来春オープン戦の日程を発表した。2月23日に沖縄県浦添市でセ・リーグ2連覇のヤクルトと巨人の顔合わせで始まり、3月26日まで計105試合が組まれた。
 阪神で特徴的なのは、3月22日に「東京ドームでの巨人戦」が組まれたことだ。開幕前の敵地での「伝統の一戦」は、10年以来13年ぶり。過去のオープン戦をひもといても、甲子園での前哨戦は近年恒例の一方、東京ドームでは数える程度。88年1試合、98年1試合、05年1試合、07年1試合、08年2試合、10年1試合の合計7試合しかなかった。そのうち、岡田監督が前回率いた04~08年に4試合も集中。今回も岡田監督の復帰と歩調を合わせるように13年ぶりの“復活”が決まった。

 岡田監督は1学年下の巨人・原監督と大学時代からライバル関係。プロでは伝統チームの主軸として球界を盛り上げ、監督としては1次政権時代は落合監督率いる中日を交えて毎年のようにセの3強を形成した。特に08年は語り草。原監督に最大13ゲーム差を逆転される「メークレジェンド」を許し、責任を取って辞任した。

 阪神のユニホームを着て東京ドームに乗り込むのは、あの08年の最終決戦で敗れた「10・8」以来。10月の監督就任会見の際には「原監督も全然大丈夫。昔から知ってるから。別に意識することもない。今は、どっちかと言うたら、打倒ヤクルトじゃないですか。だから巨人はそんな意識しない」と語っていたものの、言葉とは裏腹に、戦略的な意味がありそうだ。

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