阪神・小幡 新春“湯浅打ち”で打力向上へ「凄くいい機会になる」 初参加「チーム梅野」が飛躍のカギ

2022年12月16日 05:15

野球

阪神・小幡 新春“湯浅打ち”で打力向上へ「凄くいい機会になる」 初参加「チーム梅野」が飛躍のカギ
阪神・小幡
 阪神・小幡が“湯浅打ち”で遊撃レギュラー奪取への準備を進める考えを明かした。来年1月に「チーム梅野」に初参加して沖縄合同自主トレを予定。同じく初参加の湯浅の球で打撃練習を重ね、課題の打力向上につなげる計画を描いた。
 「投げてくれるなら、打ちたい。(キャンプ初日の)2月1日から一気にいきたいというのがあるので、凄くいい機会になる」

 侍ジャパン候補に挙がる湯浅は来年3月開催のWBCへ向けて調整ペースを速め、自主トレ期間中からフリー打撃登板の解禁が見込まれる。もちろん、望むところだ。最優秀中継ぎ賞に輝いた今季は59試合で防御率1・09、被本塁打は1本だけ。1軍の強打者たちが苦しんだ新守護神候補の球を打席で体感できることは、ぜいたくな練習といっていい。

 高卒4年目の今季も49試合で打率・188。守備で高く評価されながら、思うような出場機会を得られず、「結局打ってなんぼ。スタート(先発)から出るなら(打撃は)必要になってくる」と強く自覚した。特に来季はベストナインに輝いた中野が二塁へ移り、空いた遊撃を木浪、山本らと争う大好機だ。

 「広島の小園は入った時から意識する部分があって試合前にも話したりする。もっと自分が試合に出ていけるように頑張りたい」

 小園以外にもヤクルト・長岡、中日・土田、DeNA・森らセ・リーグの遊撃手は20代前半が多数。来年23歳の小幡も波に乗り遅れるつもりはない。

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