オリ・山崎福が脳腫瘍患者を支援している団体に寄付 登板イニング×1万円で計114万円

2023年01月28日 14:20

野球

オリ・山崎福が脳腫瘍患者を支援している団体に寄付 登板イニング×1万円で計114万円
TSURUMIこどもホスピスを訪れたオリックス・山崎福投手と同ホスピスの水谷綾GM(山崎福投手提供) Photo By 提供写真
 オリックスは28日、山崎福也投手(30)が脳腫瘍患者の支援をしている団体へ114万円(昨年の登板イニング×1万円)の寄付をすることが決まったと発表した。中学時代に脳腫瘍を患った経験がある同投手は21年12月に22年シーズンから登板1イニングにつき1万円を寄付する社会貢献活動を行うと発表していた。今年度はホスピス団体を中心に支援することになり、26日に「TSURUMIこどもホスピス」を訪問した。
 山崎福のコメントは以下の通り。

 「今の僕にできることとして、昨シーズンは1イニングにつき1万円を積み立て、主に脳腫瘍の患者さんを支援している団体に寄付をさせていただくことになりました。初めての活動でしたが、多くの方と出会い、施設や活動団体を知ることができました。ぜひ今年も何かの形で協力したい、という思いが強くなり、同様に活動を継続することにいたしました。僕の中でもいろいろな考えがありましたが、先日、病気に苦しんでいる方々がいらっしゃるこどもホスピスを訪問させていただきました。僕自身、中学時代に脳腫瘍を患い、命の尊さや大切さを実感した一人です。たくさんの方に支えてもらった記憶が、今も鮮明に残っています。そうしたおかげで生きることができ、今も好きな野球ができています。当時の感謝を忘れず、感謝を形にするためにも、今年はホスピス団体を中心に支援させていただくことに決めました。苦しんでいる中には子どもたちもいますし、少しでも僕が元気や勇気、夢を与えられるように頑張っていきたいです。1イニングでも多く投げ、チームの勝利に貢献し、この活動を広げていきたいと思っています」

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