ソフトB・柳田 2打席連発で新パフォーマンス「おねだりポーズ」出た!藤本監督「カッコ良かった」

2023年02月22日 05:00

野球

ソフトB・柳田 2打席連発で新パフォーマンス「おねだりポーズ」出た!藤本監督「カッコ良かった」
紅白戦の初回、3ランを放ち「おねだりポーズ」で喜ぶ柳田(右)(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 【紅白戦※特別ルール   白組6-5紅組 ( 2023年2月21日    アイビー )】 ソフトバンク柳田悠岐外野手(34)が21日、春季宮崎キャンプの紅白戦で2打席連続アーチを放った。初回に板東から実戦1号の右中間3ラン、4回には石川から右越えソロ。1本目は打った瞬間にスタンドインを確信し、2本目はあと一歩で場外という豪快な一発だった。今季の目標は2018年以来となる30本塁打だが、その上をいく活躍も期待できる2発だった。
 豪快にバットを振り上げた。まずは初回1死一、三塁で板東が投じた変化球を捉え、右中間へ自身実戦1号となる3ラン。「(板東は)打席から見ても相当、男前でした」と声を弾ませながら振り返った。イケメン右腕を超える、“男前度”マックスの当たりにスタンドはざわめいた。

 ダイヤモンドを一周してベンチに戻ると両手の親指と小指を立てる「おねだりポーズ」を決めた。「おねだり」はすぐに第2打席で実現した。4回に先頭で石川の変化球を仕留め、もう少しで右翼場外という衝撃の一撃。「1本目は先で2本目は芯だった」と笑みがこぼれた。

 コンディション調整を最優先するため、3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場を辞退し、開幕に向けた準備に集中している。体重を増やして臨んだ昨シーズンは体の切れを欠き、故障での離脱もあった。その反省を生かして、今キャンプでは「健康第一」と自分に言い聞かせる。現在のテーマは「継続は力なり」。詳細は明かさなかったが、「自分の中で決めごとを決めて続けている」とうなずいた。

 目標はシーズンフル出場と30本塁打。昨季は打率・275、24本塁打、79打点と主砲としては物足りない数字だっただけに、主将2年目となる今季に懸ける思いは強い。19日には紅白戦後に特打に取り組み、藤本監督が見守る中で柵越えを連発した。柳田は「(2発は)監督にハッパをかけられたおかげと書いといてください」とニヤリ。指揮官は「カッコ良かったね。しびれるね。あれをシーズンでやってくれたら最高やけどね」と期待を寄せた。

 この日、開幕投手が4年目の左腕・大関に決定した。「(開幕投手は)初めてで緊張すると思うので、野手が助けてやらないと」と柳田。42歳と24歳の誕生日だった和田と三森には「2人誕生日だったんで。1本ずつ(笑い)」と舌もなめらか。頼れるキャプテンは開幕へ、確かな上昇カーブを描いている。(森 寛一)

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