【吉田と一問一答】1番左翼で出場 WBCへ「侍ジャパンのユニホームを着た時に、心境が変わってくる」

2023年02月28日 08:16

野球

【吉田と一問一答】1番左翼で出場 WBCへ「侍ジャパンのユニホームを着た時に、心境が変わってくる」
ツインズとのオープン戦後、日本メディアに対応するレッドソックス吉田正尚選手(撮影・杉浦大介通信員) Photo By スポニチ
 レッドソックスの吉田正尚外野手(29)は27日(日本時間28日)、本拠地フォートマイヤーズでのツインズとのオープン戦に「1番・左翼」で出場し、3打数無安打2三振だった。
 前日は4番打者としてオープン戦デビューを飾った吉田は、この日は1番打者として出場。初回、右腕パブロ・ロペスの87マイルのチェンジアップを空振り三振、3回の第2打席では右腕ホルヘ・ロペスの5球目の84マイルのカーブをハーフスイングで空振り三振。5回の第3打席では、右腕オルテガの84マイルのスライダーを遊飛だった。守備では上空の太陽を気にしながらも2本の飛球を無難にさばき、6回表の守備から退いた。

 レッドソックスの一員として練習試合に1戦、オープン戦に2戦、出場した吉田は3月2日(同3日)、WBCを戦う侍ジャパンに合流するために帰国予定になっている。試合後の一問一答は以下の通り。

 ――今日の試合ではどのような課題を持って3打席に入ったのか いつもと変わらず、(打席に)立ってどう感じるか。今日、三振2つとショートフライでしたけど、変化球への対応があまりよくなかったので、そこらへんはまた対戦したときに同じことが起こらないようにとは思っています。

 ――大学生相手の練習試合まで含めて3試合で得たもの、感じたこと
 ケガなくここまで来れたし、初めての環境の中でプレーして、無事に来れたことはよかったかなと思います。今後、いろいろ課題も出ると思いますし、やりながらいろいろ学ぶこともたくさんあると思います。また新しいことが続くと思いますので、すべて受け入れて過ごしていけたらいいなと思います。

 ――WBCに向けて数日で日本に出発する。日本代表の一員としての高ぶりは
 ボストンのユニホームを着て、このチームで必死にプレーしてますし、次はまたユニホームが侍ジャパンのユニホームを着た時に、心境が変わってくるのかなと思っています。

 ――同じくWBCに出場予定だった鈴木誠也選手がケガをしたという情報が入っている。本人とは話したのか、どう感じているのか
 直接連絡は取っていないですし、まだ発表も出てないので、なんとも言えませんけど、本人が一番このWBCにかける思いは強いと思います。だけど一番はやっぱり早く、症状がどうなったかわからないんですけど、プレーできる状態に早くなってほしい。誰もが認める選手だと思いますので、一緒にプレーしたいっていう気持ちはありますけど、それがどうなるかは(検査の)結果が出てこないとわからないことかなと思います。

 ――今日の試合後、コーラ監督は吉田選手のオープン戦出場は今日で終了、あと2日間調整して3月2日に出発と話していたが、実際にその予定か
 そうですね、はい。

 ――ピッチクロックにアジャストするため、どう変えたのか
 もう結構シンプルに、秒数も気にしながら、今日は試しながら。ちょっと気持ち悪さもありました。日本に帰ってもそれぐらいでやらないと、というのはありますね。じゃないともっと余計なことに神経をつかいそうになるんで。スムーズにシュッと打席に入って、来た球を打つくらいじゃないと。

 ――何年もかけたルーティーンを変えるのは違和感があるのでは
 気持ち悪さはあります。ですけどこれもこのルールの中でやっていかないといけないですし、それがストレスになるのもあれなんで、スムーズに入れるように。まあ慣れだと思います。

 ――1番打者としての出場は
 後攻だったので、そんなに。これがビジターだったりすると、頭からになるので。今日は守りから入っていったんで、そこに関してはあまり。

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