ソフトバンク・42歳和田 初の実戦登板で復活のろしも“新球”を封印した理由

2023年03月08日 20:58

野球

ソフトバンク・42歳和田 初の実戦登板で復活のろしも“新球”を封印した理由
<ソ・ヤ>ソフトバンク3番手の和田(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【オープン戦   ソフトバンクーヤクルト ( 2023年3月8日    ペイペイD )】 開幕ローテーション入りを狙う先発・板東が、2回途中に負傷降板するアクシデントはあった試合で、42歳のベテラン左腕が、復活ののろしを上げた。
 春季キャンプ中に左太もも裏の張りでペースを一時落としていた和田毅だ。

 4回から3番手でマウンドに上がると、先頭の松本直は直球のみで追い込み、最後も143キロ直球でバットを折る左飛。2死からチェンジアップで三ゴロに仕留めた宮本のバットも折っていた。5回1死では初回に一発を放っているオスナに対し、内角143キロ直球で詰まらせ、二飛。2回1安打無失点と万全の今季初実戦だ。

 左脚の張りで離脱中には、新球パワーカーブの構想を練り、ブルペンでも試していたが、この日は封印。「きょうはサインに入れていなかった。そのボールは次週、投げられればいいかなと思った。ほかの投手より、実戦は少なくなる。結果も求めていかないといけないと思った」と和田。まずは調整遅れで一時、構想外となった開幕ローテーション入りへの調整を最優先させたのが理由だった。

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