侍・中野 「自信になった」アマ時代の国際舞台経験 19年JABA選抜で打率.371マークし転機に

2023年03月11日 06:00

野球

侍・中野 「自信になった」アマ時代の国際舞台経験 19年JABA選抜で打率.371マークし転機に
<日本・韓国>7回、安打を放ち、塁上でペッパーミルをする中野(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【WBC1次ラウンドB組   日本13ー4韓国 ( 2023年3月10日    東京D )】 【記者フリートーク】プロ入り前の国際舞台での経験が、今の「侍・中野」を形成する上での基礎になっている。
 阪神からドラフト指名される1年前の19年。当時は社会人・三菱自動車岡崎に在籍していた中野はJABA選抜の一員としてアジアウインターベースボールリーグに参加。NPBからも若手中心に編成された2チームが参加した大会で計26安打を放ち、打率.371をマークしたことが、大きな転機となった。

 「一番、自信になったのはこの大会。ボールが動くピッチャーが多くて。プロでも多いですし、対応力が大事になってくると思うので、成績を残せたことは非常に自信になりました」。確固たる自信をつかみ、翌年ドラフトで阪神からの指名を勝ち取ったのだった。

 プロでさらなる成長を遂げて出場権をつかんだ、今回のWBCの舞台。ここでも持ち味の思い切りの良さと、俊足を発揮した。この経験が、さらなる飛躍につながるであろうことは想像に難くない。(阪神担当・阪井 日向)

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