「佐々木朗希投手はずっと気にしていたようです」チェコ選手へのロッテのお菓子は自ら購入 球団広報明かす

2023年03月13日 17:28

野球

「佐々木朗希投手はずっと気にしていたようです」チェコ選手へのロッテのお菓子は自ら購入 球団広報明かす
WBC1次R<日本・チェコ>4回、エスカラ(左)に死球を当てた佐々木朗(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場しているる侍ジャパンの佐々木朗希投手(21)について、所属する千葉ロッテマリーンズの広報室が13日、ツイッターを更新。1次ラウンド・チェコ戦で死球を与えたエスカラ選手にロッテのお菓子持参で謝罪に訪れたことを伝えた。
 球団広報室のツイッターは、「#佐々木朗希投手は、ずっと気にしていたようです。今朝、チェコ代表がホテルを出発する前に自身で購入したお菓子を持ってお詫びに伺ったとの事です」と報告。お菓子が詰まった袋を持ったエスカラと佐々木朗の2ショット画像を公開し、「エスカラ選手も『もう大丈夫だよ!』と言って笑顔で当たったところを見せ、2人でこちらの写真を撮りました」と記した。

 エスカラが持っている袋には「コアラのマーチ」などロッテのお菓子がぎっしり。フォロワーからは「ペナントレース始まったら ロッテ戦に招待してあげて欲しい」「優しいなぁ~エスカラさん、ありがとう」「優しいなぁ~対応バッチリ過ぎて、ますます好感度アップです」「菓子折りではなく、ロッテのお菓子詰め合わせな所が人柄が出てますね。良い青年だ」などのコメントが届いた。

 佐々木朗も13日、自身のインスタグラムにエスカラとの2ショット画像を投稿。日本とチェコが握手する絵文字とともに、「チェコ」「エスカラ選手」とハッシュタグを付けた。

 佐々木朗は11日のチェコ戦の4回、エスカラの右膝に死球を与えた。エスカラは悶絶しながらも一塁ベースへ走りファウルゾーンでダッシュを繰り返しながら、患部の状態を確認。そのまま出場を続け、球場のファンから大きな拍手が送られた。

 チェコのパベル・ハジム監督は13日のオーストラリア戦後、佐々木朗の行動に「本当に野球は世界を結ぶ」と感謝。チェコ代表のツイッターも「佐々木朗希、チェコが球場に出発する前に、ホテルの前でエスカラを待つために、休日に早起きしました」と謝罪を受けたことを報告し「リスペクト」と右腕の行動を称賛した。

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