メッツ・千賀 メジャー初先発初登板 初回、1死も取れずに失点も…連続三振でピンチ脱した

2023年04月03日 03:18

野球

メッツ・千賀 メジャー初先発初登板 初回、1死も取れずに失点も…連続三振でピンチ脱した
<マーリンズ・メッツ>メジャー初登板初先発した千賀(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   メッツーマーリンズ ( 2023年4月2日    マイアミ )】 メッツの千賀滉大(30)が2日(日本時間3日)、敵地のローンデポ・パークでのマーリンズ戦にメジャー初先発初登板し、初回に1死も取れずに失点したものの最少失点に抑えた。
 マーリンズとの開幕4戦目で迎えたデビュー登板。初回に2点の援護をもらった千賀だったが、出鼻をくじかれた。先頭打者・アラエスに対して注目の初球は99マイル(159・3キロ)の直球が低めに外れた。続く2球目は97マイル(156・1キロ)で初めてのストライク。その後、2ボール2ストライクと追い込んだが、4球目の外に外れるフォークを中前打されて、いきなり走者を許した。

 ここから制球に苦しんだ。2番・ソレアに対しては2ボール2ストライクからフォークがワンバウンドとなり走者を二塁へ進めてしまう。そしてフルカウントからの外角直球を右翼線にはじき返されて初失点となった。

 3番・チザムには際どいコースを見極められて四球。さらに4番・ガルシアにもフルカウントからスライダーが外れて連続四球で無死満塁の大ピンチ。ここまでで早くも23球を要した。

 それでもここから落ち着きを取り戻した。5番・グリエルからフォークで初三振を奪い、6番・サンチェスもフォークで連続三振。7番・バーティーを右飛に仕留めた。初回に36球を要したものの、最少失点で切り抜けた。

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